死ぬ程洒落にならない怖い話をまとめています。

洒落にならない怖い話(洒落怖まとめ)

Part38

いるはずのないもう一人がいる

投稿日:

262: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 03/05/23 13:49
ある夏休み、部活の合宿の最終日に
仲の良い生徒3人と先生が肝試しをしようと、真夜中に体育館に集まった。
ロウソクに灯をともし、体育館の照明をおとし、先生が恐い話を始めた。
最初は100物語をしようという話だったが、それでは夜が明けてしまう。
それではお互いに3回ずつ恐い話をしよう、ということになった。
そこで先生の提案から、最後の話が終わった後に、ろうそくの火を消し、
ある夏休み、部活の合宿の最終日に
仲の良い生徒3人と先生が肝試しをしようと、真夜中に体育館に集まった。
ロウソクに灯をともし、体育館の照明をおとし、先生が恐い話を始めた。
最初は100物語をしようという話だったが、それでは夜が明けてしまう。
それではお互いに3回ずつ恐い話をしよう、ということになった。
そこで先生の提案から、最後の話が終わった後に、ろうそくの火を消し、
皆一斉に体育館の四隅に散り、
右回りに一人ずつ走ってタッチしていこき、全部で三周まわろう。と言う事になった。
「最後は肝試しらしい終わり方をしよう」
先生はそう言った。
生徒は何かのまじないかな?と思った。まぁ恐そうだし、肝試しらしいと思い
先生の提案を受け入れた。
264: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 03/05/23 13:49
そして恐い話が始まった。暗闇の体育館で、ロウソク一つの明かりだけである。
生徒の予想以上に、最悪の雰囲気だった。最初は余裕だった先生も、徐々に雰囲気に呑まれ、
こわばった顔をする。生徒はそれを見て、余計に恐くなる。肝試しとしては最高の状況だ。
恐い話も序盤にさしかかるころ、一人の生徒が「人の気配がするね」などと言い出し、恐怖心は
なお高まっていった。先生もそれを煽る。
「さっきから女の人がこちらを見ている」「先生は霊感が強いから見える」
などとおきまりの煽りをし、生徒を恐怖のどん底に陥れる。
最後には、明かりを消し、体育館の四隅に皆一人づつ別れなければいけない。
暗闇の体育館に一人ずつ散らばらなければいけないのだ。
これ以上の恐怖はないだろう。先生はそれも踏まえつつ煽っている。
案の定生徒は「最後のあれ、やめようよ」などと言い出す。先生の思い通りだった。
「肝試しだからやらないと意味ないぞ」先生は笑いながらそう言った。

そして最後の恐怖話、もちろん先生が最後に話をする。
それは、この学校で実際に目撃された体育館の幽霊 と言う話だった。
生徒の恐怖心は最高潮に達していた。「最後のあれ、できそうにないよ」「わたしも」
先生は煽る。「もしかしたらその幽霊が最後のあれの時に追いかけてくるかも」
生徒は騒いだ。「いやだ」「やめてよ」もう半泣きだった。

そしていよいよ先生の話が終わった。と同時に先生はロウソクを消し、決められた四隅の
一つに走った。
生徒も叫びながら四隅に散って行った。

266: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 03/05/23 13:51
先生は3番目にタッチされる場所にいた。「いいぞ~」先生が叫んだ。
だだだっ、と生徒の走る音が響く。最初の生徒が次の生徒にタッチしたようだ。
だだだっ、こちらに走ってくる。だだだっ。はぁはぁ。生徒が息を切らしながら
先生にタッチ。先生も次の生徒に向かって走った。
暗闇の体育館は予想以上に広かった。先生も全速力で走っているが結構な距離だ。
さきほど自分が生徒を煽った言葉が脳裏に掠めた。幽霊が追ってきませんように。
そう思った。
そして最後の生徒にタッチする。ハァハァ。息も絶え絶えだったが、先生は最後の
生徒の反応が楽しみだった。最後の「儀式」にはカラクリがあった。
だだだっ。足音が聞える。最後の生徒は、たどり着いた後悲鳴を上げるはずだ。
だだだっ。足音が聞こえなくなった。「着いたな」先生は反応が気になった。
「             」
.......だだだっ。また走る音が聞こえた。
「?」「おかしいな」先生は思った。最後の生徒はタッチする相手がいないはずだった。
そこで生徒は異常を感じて叫ぶはずだった。しかし叫び声もない。
だだだっ。走る音がこだまする。
そう。一周するには5人必要なのだ。先生はそのからくりを知っている。
.......突然悪寒が走った。
「いるはずのないもう一人がいる。」
そう思った瞬間、足音がぴたりと止んだ。
...........たっ............たっ............だだだっ

また走り出した。
どうやら自分の元に走ってくる。その得体の知れないものが、体育館の真ん中を横切って
自分に向かって走ってくる。
「わーーーーーーーーー」
先生が叫んだ。
その悲鳴のなかに、かすかに、そこにいるはずのない人物の笑い声が混じっていた

出典:http://hobby3.2ch.net/test/read.cgi/occult/1053491062/

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