死ぬ程洒落にならない怖い話をまとめています。

洒落にならない怖い話(洒落怖まとめ)

Part238

相反する神社

更新日:

368 本当にあった怖い名無し
sage
2010/03/15(月) 01:10:44 ID:nwOELEO40
5
心霊現象として終わるとは限らないと・・・ひしひし感じた。
例えば、今から一人で夜道を歩けば・・・通り魔に会う。殺される。

そう感じていた。精神的に囚われてたんだと思う。
煙草を吸うにも、室内禁煙でベランダが無い部屋なので、携帯灰皿を持って玄関外で吸っていたんだが

外に出るのが怖くて仕方が無かった。帰宅後禁煙が数日続いた。
外と言う世界に触れたときに、連中のゲームが始まりそうで・・・。

殺される。本気でそう思った。

でも、社会人。そんな理由で休むわけにも行くまい。稼がねば生活が出来無い。

翌朝、怯えながらも出社した。仕事をしているといつもどおりのペースが戻ってくる。

昼休みに一人でK神社にお参りをした。時々お参りをしては応援してくださいとお願いしていた。

その日は、こんな事がありました、怖いことが起きませんように。負けませんように。
とお願いしていた。ちょっと泣きながら。

もうY神社ルートは通らないようにして、K神社ルートで大回りして行き帰り歩いた。

そんな折に、会社の上司と世間話をしていた時に、部長の話しを聞いた。
部長はかなり霊感が強いらしく、その上司はたまにその話しを聞かされているようで

「隣のY神社さ、やばいって言うんだよね~。君そう言うの分かる?」

「・・・・・・・ああ~・・・・。はいマジヤバイので、参拝はオススメしません。

敷地に入るのもオススメしません。K神社はオススメです。とても良い神社です」

なんて話した。その上司はほんと良い人で、心霊系統は信じてないけど、否定まではせず
話しを聞くという人だった。

もう年末近くなって、会社を出る時間には日が暮れていたが、K神社のルートを通ったら

全く怖くなかった。とても空気が澄んでいて気持ちが良いくらいだった。
出来るだけY神社から意識を逸らして、出来る限り昼休みにK神社に通っていたら

救いの神がやって来た。私があの日電話した友達から連絡があり

私が地元へ戻れるように采配してくれたというのだ。(当時家庭の事情でちょっとあったので)

369 本当にあった怖い名無し
sage
2010/03/15(月) 01:14:46 ID:nwOELEO40
6
友達のお母さんに、友達が私の話しをしたらしく、友達よりも霊感の強いおばさんは
「あの子・・・このまま東京におったら・・・死ぬな」

と言ったらしい。
もう、ほぼ強引に、私が自分の意思で戻れるようにと動いてもらって、私の東京生活は終わることになった。

話しを聞いた一週間後には、私は新幹線に乗っていた。
新幹線の中で、京都に入った時に、空気が変わったのが分かった。そこではじめて

「東は私には合わなかったのか・・・」と感じた。
Y神社の連中も、京都に差し掛かった途端、気配がなくなった。
体から緊張が消えていった。

地元に帰ってきて、友達の家にお邪魔した、時散々言われた。
「このままやったら、死んでしまうからって、もう急いだよ~」

と、おばさん笑いながら・・・。
「死ぬって?」
「まぁ、大病するか自殺か」

友達はあっさり言ってくれた。今振り返ってみたら、不安な気持ちが現象を増徴させて
より恐ろしく感じてたんだろうし、隙も大きかったのだろうと思う。

けれど、Y神社はやばい。シャレにならん。と言う思いは今でもある。
この話数年過ぎてやっと、人に話せるかな?と判断して投下。

思ったよりも長くなってしまった・・・。申し訳ない。
そして最初に書くべきだったが、感覚の鋭い人(特に東の方)影響出たら

ごめんなさい。

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出典:http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/occult/1268056627/

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