死ぬ程洒落にならない怖い話をまとめています。

洒落にならない怖い話(洒落怖まとめ)

Part232

山の主とヤマノケ

投稿日:

575 本当にあった怖い名無し
2009/12/04(金) 19:39:12 ID:WTL3pcHg0
>>523だが今日聞いた話

『遠野物語』に登場する霊峰・早池峰山の主は女神だが、実質取り仕切っているのは怪物だという

んでこの怪物というのが面白い奴で、一つ目一本足のデカい怪物なんだそうだ

これってアレだよな? ヤマノケだよな? 俺個人的にはこいつもヤマノケもイッポンダタラだと思う

昔遠野周辺では金山が非常に賑わっていて、そこで産出された金は奥州藤原氏の建てた

中尊寺金色堂にも使われたらしい。北上山地はとにかく鉱物資源が豊富で、北上山地を越えれば

日本有数の鉄鉱山である釜石鉱山もある。この釜石鉱山では餅鉄という非常に良質な鉄が採れ、
日本初の反射炉による近代製鉄もここで行われた

で、このイッポンダタラという化け物だが、これは元々山師だったらしい

コイツが一つ目なのは、長年熱く焼けた鉄を見るうちに片目が潰れたからだという

コイツが一本足なのは、鉄に風を送るふいごを踏み続けて片足が腐ってしまったからだという

まぁコイツが件の話のように人に取り憑くかは知らんし、コイツが製鉄に携わる山師だったと言う話も、

元々そういう異様な姿だったのに後から人々が理由をつけただけかもしれん

ちなみに、コイツは今も全国に居て、最近でも田んぼに残った足跡が発見されて話題になったりしてるらしい

オチのない話だがすまんね

583 本当にあった怖い名無し
sage
2009/12/04(金) 22:43:25 ID:rWvInYPOO
>>575
グリム童話のホレおばさんみたいだね。

ホレおばさんは下唇と親指が異常に肥大し、片足はガチョウのようにひしゃげた

外見の魔女だけど、元々は人間で、糸紡ぎを長く熱心にやってると、唇や手足が
そんな風に変形したんだと。

で、ホレおばさんは、働き者の娘にはとても親切で褒美を沢山くれるけど
怠け者の娘には腹を裂いておが屑を詰めたり、酷い罰を与えるらしい。

だからキリスト教的には魔女に見えるけど、日本人的解釈なら神扱いだと思うんだよね。

584 本当にあった怖い名無し
2009/12/04(金) 23:45:11 ID:WTL3pcHg0
>>583

遠野物語によるとこの主とやらは人のモチ勝手に食ったりするだけで
特に御利益みたいなもんはなかったなぁ

あと頭のてっぺんに口があるそうで、隣町の伝説ではこれの正体は山姥だという

毎晩毎晩、ある寺の和尚が囲炉裏でモチを焼いてると、こいつが来て片っ端からモチを食ってしまう

そこで和尚が一計を案じて、白いゴマ石をモチみたいに囲炉裏で焼き、徳利には酒の代わりに油を入れておいた

んで、その日もこの「主」とやらが来て、ゴマ石をモチだと思って頭の口から食ってしまった

和尚がすかさず酒を薦めると、口の中で油が発火し、この化け物は悲鳴を上げて寺を飛び出していった

しかし、内臓を悉く焼かれたこの化け物も巣には帰りつけず、ついに道端で力尽きた

で、天日に炙られてこの化け物の死体が腐敗し、物凄い異臭を放つようになった

で、ケガレを嫌う早池峰の主が洪水を起こしてこの化け物の死体を押し流してしまった

この洪水は麓の町をも綺麗さっぱり洗い流し、化け物の死体もバラバラになってどこかへ流れていった

この洪水の時、荒れ狂う泥水の中を、白いお髭の老人が流される家屋の上に泰然と座り、流されていったという

んで、後にこの白い髭の老人はここらの神様であろうといって、それ以来北上川の洪水を白髭水と呼ぶようになった

長い話だが終わり。あんまり怖くないね

出典:http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/occult/1258346613/

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